とうとう明日は帰国日。前日の今日は予備日として空けていたが、買い物も済ませたし、ショッピングといってもじじと一緒ではゆっくりできるわけないし、結局また列車でどこか行こう、ということになり、モネの睡蓮の家を見に行くことにした。パリ、サン・ラザール駅から普通列車Terで50分、ヴェルノン駅下車、そしてジヴェルニー行きのバスに乗り換えて、約20分のところにある。 今日になっていきなり決めた訪問先だったが、これがまたすばらしいところで、行く価値が十分あるところだった。しかし、まったく下調べをしてなかったので、時間がなくて肝心の睡蓮の池を見つけられずに、庭だけを見てかえってきてしまった。でもジヴェルニーの町、モネの家の庭、もう最高、おとぎの国に行ったみたいだった。 8:32 サン・ラザール駅の待合所。ヴェルサイユへ行った時のように切符を発行するのかとインフォメーションに聞きに行くと、「要らない、そのままでOK」といわれた。最後までフランス鉄道のしくみがわからずじまいだった。 10:00 TERでもこんな立派な座席。乗り心地もよかった。 11:14 ヴェルノン駅。列車の到着に合わせて駅前にトロリーバスが待っていた。モネの家まで途中案内しながら30分ほど、遊園地気分。 11:41 案内板があったのによく見ないで行ったため、睡蓮の池を見ることが出来なかった。 11:52 ジヴェルニーの町全体がモネの世界。モネの家にたどり着くまでに絵を展示している画廊みたいな家がたくさんあった。 12:02 すごい列、40分くらい並んだのかなあ? 12:42 色とりどりの花で覆われたモネの家。広い敷地に花と水とそして睡蓮、自分で作り上げてそれを絵にして残した。「まるでパレットのような庭」「生きた美術館」と評されたそうだ。 12:43 モネは1870年ころから浮世絵のコレクションをはじめた。すごい数の絵が数部屋に渡って飾られていた。彼の生活にさまざまな影響を与えた。 12:51 美食家だったそうで台所やキッチンまで見学コースにはいっていた。銅製のフライパンの数がすごい。 12:55 このアーチを進んでいったら、睡蓮の池があったのかも。 16:19 帰りにももう一度モンマルトルの丘に行きたくて、一望したパリの町にお別れをした。 前へ 次へ |