モンサンミッシェルへ

フランス西海岸に浮かぶ島に作られた修道院のモンサンミッシェル。「海に浮かぶピラミッド」といわれ、フランスの世界遺産の中でも一番人気がある。パリから日帰りで行くにはちょっと無理するかと思ったが、行けるんだったら行ってみたい、それが私たちなのだ。

パリ・モンパルナス駅からレンヌまでTGVで約3時間、その後モンサンミッシェル行のバスに乗ってさらに1時間10分、乗り換え時間を考えると行って帰るだけになりそうな気がした。
実際調べてみると、レンヌからモンサンミッシェル行のバスは、午前中は2本だけ、しかも後のにすると今度は帰りがモンパルナスに着くのが夜9時20分頃になってしまう、アパートに帰り着くのが10時過ぎ、これでは話にならない。ということで必然的に前の便に乗ることになる。これしかないのである。

 モンパルナス発  7:01 → レンヌ  9:21
      レンヌ  9:40  → モンサンミッシェル 10:50   
            さらに修道院まで約2km、無料のシャトルバスが出ている。

モンサンミッシェル発  14:35  → レンヌ 15;:45
      レンヌ  16:10   →モンパルナス  18:35

島内に入ると、修道院までのメインストリートにはレストランやホテル、土産物屋が立ち並んでいる。その先には急な階段があり、それを登ると、修道院の入口が現れる。

11:09 ここから無料シャトルバスが出る。馬車も見える。歩いても行ける。



11:31 島についた。


11:37  島の中は修道院だけかと思ったら、にぎやかな一つの町があった。


11:44  一番入口に有名なオムレツやさんがあった。多くの人が実演を見ている。リズミカルな音を立てて卵を溶く手つきが面白い。フライパンの数がすごい、と変なところで驚いている。


勢いのいい火の中にフライパンを放り込んで、焦げないのかなあ。





11:50  ちょうどお昼になった。併設のレストランを見るとまだ少し席が空いていた。折角だから名物を試食していくことに。でっかいオムレツだけど中はマシュマロみたいにふわふわでペロリと食べてしまう。かごに入ったフランスパンがカリカリでとてもおいしかった。


デザートはプリンとアイスクリーム。これで二人で82€、10.000円でした。


12:30  ここの路地を通り抜けて階段を登って行くが、人が多くて前に進めない。


12:35 塔の根っこのところがチケット売り場。まったく進まない。時間があまりなかったのにオムレツなんか悠長に食べていたから、肝心の修道院に入ることが出来なくなった。


下の方を見ると取り付け橋が見える。バスは折り返し運転。歩いてる人もたくさんいる。




13:00  帰りのバスに間に合いそうになかったので、塔に入るのはあきらめて降りてきた。こんなことならオムレツを食べなきゃよかったと思った。


13:30  レンヌ行のバス待合所、インフォメーションセンターに展示してあったモンサンミッシェルの幻想的な写真。やっぱり一泊して夜景の美しさを見たかったなと思った。




14:42 バスの中から見た牧歌的な風景 


15:45  レンヌ駅


16:28  車窓から見えたノルマンディ地方の風景。



16:44  車窓から


やっぱり遠かった。でも行ってよかった。




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