ルーヴル美術館を堪能
                                   一日の総歩数  29.176歩

パリ滞在の最大目的、ルーヴル見学だ。私は平成2年の1月に一度来ていた。その時は日本語が堪能なフランス人の女性ガイドがついてくれて、私はいつもその方にしっかりくっついて説明を聞いていたので、今でもよく覚えている。その時は半日くらいだったけど代表的な作品を効率よく見て回れたような気がする。

その時も思ったのだが、とっても貴重な作品が手で触ろうと思えば触れるような位置においてあること、写真撮影が可能なこと、など本当にびっくりした。今回も同じことを思った。

朝9時開館なので8時にアパートを出て歩いて行った。4.3km、約1時間である。ガラスのピラミッド下の入り口から入る。事前にチケットを購入していれば並ばないで入れるとの案内があったが、今はテロ対策でセキュリティチェックが全員にあり、結局並ばないと入れない。早朝だったためそれほどでもなかったが、昼頃からの列はすごかった。

案内所で館内のガイドブックをもらい、オーディオガイドをレンタルした。日本語を選べる。しかし、このオーディオに頼りすぎると時間がかかってしまい、結局、あとでは使わなかった。

それにしても展示作品の豊富さには感動以外の言葉が見つからない。美術のことはあんまりわからない私にも本物が持つ迫力みたいなものが伝わってきた。

建物の構造がとても複雑で、3つのブロックにわかれていて繋がって進めるけど、途中階段を下りたりあがったり曲がったりしているうちに現在地がわからなくなって、何度か中心のナポレオンホールに戻って再入場した。事前学習が不足していたため無駄足も随分して、時間がもったいなかった。


ナポレオンホール 入場のため並んだ。これくらいはまだましの方。案内図をもらい、オーディオガイドを借りた。



案内に沿っての入口通路





ミロのヴィーナス





10:26  階段の踊り場に サモトラケのニケ







モナリザ  じじがカメラに収めてくれた。私はちらりと顔の一部を見れただけ。


モナリザの対面にあるルーヴルで一番大きい絵画。「カナの婚宴」(ヴォロネーゼ)












建物はこんなに大きい。










15時40分頃までルーヴルにいた。まだ見足りなかったが、今日のところは区切りをつけてルーヴルのガイドマップに案内があったドラクロワ美術館にいって見ることにした。それほど遠くないところ。「民衆を導く自由の女神」を見つけられなかったこともあった。通りから入り込んだところのアパートは美術館らしくなく、ちょっと見つけにくかったけど、ひっそりと佇んで、そこはそこなりによかった。でも「民衆を導く自由の女神」はここにもなかった。

16:03  ドラクロア美術館









今日もよく歩いた。昼食と、ちょっとしたトイレタイム以外ずーっと歩きづくめ。かなりの体力勝負である。足の痛みも随分和らいできたので、少々の無理は惜しまないで、貪欲に楽しも!





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