パリへ
 
いよいよシャモニともお別れ、一日掛かりでパリへ向かう。
シャモニバスセンターからeasybusでジュネーブ空港へ。easybusの乗り場は昨日下見済み。このeasybus、パリ発では問題なく到着できたが、何かと評判がいまいちで、確実に時間通り乗れるか心配で、早目にホテルを出た。
少し位遅れてもジュネーブからのTGVLyria への乗り継ぎ時間には余裕を持たせているので、いざというときはほかのバスに変更することも想定していた。やはり時間通りには来なかったが、10分遅れで折り返し運転のバスが到着し、ホットした。11時ころにはジュネーブ空港につき、また一駅間の切符を買うのにももたもたしながら、何とかジュネーブ駅へ。このジュネーブ駅でもスイス側からフランス側に行くのに、もたもた。2週間前に逆コースで通ったはずなのにわかりにくかった。何とかTGV乗り場のホームについて、簡単にパンの昼食を済ませて、時間通りのTGVLyria で パリリヨン駅へ向かった。
リヨン駅からアパートまではバスで約1時間、鍵の受け渡しを午後8時に約束していたので余裕はあったが、見知らぬ土地、不安も大きかった。
シャモニバスセンター → ジュネーブ空港へ   easybus   10:45発        約1時間15分
ジュネーブ空港    → ジュネーブ駅へ    スイス国鉄              約8分
ジュネーブ駅     → パリLyon駅へ     TGVLyria  14:42発  17:49着  3時間7分
パリLyon駅      → アパート       市バス

6:37 今日のモンブラン山群も美しく輝いていた。もう見納めだ。




10:16  シャモニバスセンターのeasybus乗り場


12:32  これはスイス国鉄


googlemap は本当に役に立つ。知らないところにも住所がわかっていれば迷わず行くことが出来る。リヨン駅からアパートまでの経路を、○○番のバスに乗ってどこで乗り換えて降車停留所からの道順まで詳細に案内してくれる。荷物があったしメトロはちょっと怖かったのでバスでの移動を選んだ。


私たちが今回2週間の宿として選んだのは、「airbnb」という、個人の空き部屋を借りるもの。パリの街中で自炊しながら滞在するのに、設備は整っていて宿泊費が格安というのが魅力だった。

カギの引き渡しを午後8時に約束していたが、30分くらい早く着いた。アパートについたものの部屋番号を聞いていないことに気づき、はたと困った。アパートの1階に住む人たちにホスト(貸主)の写真を見せてもはっきりしなかったが、でも3人の方が懸命にいろいろ調べてくれているところに、外から一人の男性がやってきた。彼が貸主の代理人だった。

写真の顔と違うなと思いながら、でもカギを開けてくれたので深く追求せずに説明を聞いていた。冷蔵庫は一棚だけ、洗濯機は洗剤も使ってよい、など一通りの説明を受けて、自分はまた来週来るといってお土産の菓子箱はテーブルの上に置いて出て行った。聞いたところでは、ミュージシャンとやらで、なんでもそれからお店に行って演奏する、とか。もう夜9時である。よくわからないまま、でもこれからここで二人の生活が始まるのかと、ホッとして荷物を解いた。夜中12時くらいだったろうか、部屋のドアをノックする音がしてびっくり、写真の人がドアの外に立っていた。そこで初めて私たちを迎えた人はホストの友人だったこと、ホスト夫婦と同居しながら過ごさねばならないことがわかった。

間借りしたアパートはモダンでとても綺麗だった。キッチンは共有です。







私たちの唯一の専用部屋。


シャワー室はガラス張り。洗面台はさらっと一拭きでいつもピカピカでした。


テラス付き、でもここはホストさんの喫煙コーナーとして、つかわれていました。


驚いたのは、猫がいた。






                 
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