アラセブンの老夫婦がトゥール・デュ・モンブランの踏破とパリでのアパート暮らしを体験した1か月の記録です。

出発時刻    　　9：00 到着時刻    　12：30 山登り   　　　439m 山下り　　　　　0m 一日総歩行  　9.932　歩 　6.69　km さあ、いよいよTMBトレッキングのスタート。まずは最初の小屋までウォーミングアップのつもりで、今日の歩く距離は控えめ。昨日まで天気が悪かったのと、多分ラックブラン湖は氷の世界だろうとのベルナデッドさんのアドバイスで、途中の残雪具合も観察しながらの登山となった。 朝６時起床、ホテルで朝食。なんとまあ、朝食はとてもシンプル。それで一人１１ユーロ。すぐそばにはスーパーがあってクロワッサンでも安く売ってるのに。フランスではどこもこうなのかなあ？ 　 山から下りたらまたこのホテルに泊まることにしていたので、スーツケースを預け、リュックだけ担いで９時にバス停に向かった。シャモニ市内を走るバスやモンブラン鉄道はホテルでくれるカードで滞在中無料で乗車できる。昨日の雨とは打って変わり、いい天気。シャモニーセンターのバス停からエギュイーユ・デュ・ミディとモンブラン山群がきれいに望めた。 9：29　　シャモニーセンターのバス停から　 　 　ここからバスに乗って、レ・プラのバス停で降り、ラ・フレジェールまでロープウェイに乗る。 9：52　　レ・プラのロープウェイ駅　　 　 10：09　　ラ・フレジェール駅　　ここからトレッキングスタート。標高１９１３ｍ。青く澄み渡った空の下、軽快に歩けそう。もう気分はハイ。　　 　 10：42　フレジェールのロープウェイ駅から３０分ほど歩いたところからフレジェール方面を振り返る。モンブラン山群が輝いている。 10：46　山一面をアルペンローゼが覆っている。この辺りは花を楽しみながらゆっくり上る。まだ余裕。 11：07　　右手にずーっとモンブラン山群を見ながら登って行くので割と楽。明日はまた同じコースを逆戻りする。 11：28　高度が上がるにつれ残雪が多くなって来た。 11：29　　岩場もあって、休み休み上る。何せ初日だから様子を見ながら。 12：27　　小屋に近づく頃はほとんど雪道。でもアイゼン、スパッツを付けるほどでもなかった。 12：40　　ロープウェイ駅から２時間半、今日の目的地ラックブラン小屋に到着。テラスで昼食。もちろんビールで乾杯。１４：００まで部屋には入れない。 寒くて寒くて、でも暖房もなし、先が思いやられる。 13：49　　14：00前に部屋に案内してくれた。一番早く小屋に着いたので、早いもの順でベッドを選べる。じじは正面の窓のそば、２段ベッドではない、ここでの特等席を確保した。窓からはもちろんモンブラン山群の夕焼け、朝焼けが寝ながらにして見えた。 18：17　　一番楽しみにしていたブラン湖はすっかり凍っていて、到着時は湖とはわからなかったが、少しづつ氷が解けてきたのが見えてきたので、夕食までの時間、湖の周りを散歩した。良かった、ブラン湖がないラックブラン小屋なんて、悲しいもの。 18：23　　左端側中央からブラン湖が広がっている。 19：06　　夕食：スープとチーズ、肉の赤ワイン煮とパスタがあった。定員４０名のベッドは満床。食事でアメリカのパーティと同じテーブルだった。今日がＴＭＢの最後の夜だといって、乾杯していた。私たちは今日からスタート、頑張るぞ！チーズが固かった。肉の煮たものは（？）であまり食べれなかったので、他の皆さんが食べてくれた。 若い人たちは食欲旺盛で最初から圧倒された。 19：49　　洋ナシのデザート 20：44　テラスから望む夕焼け。まだ外は明るい。真っ赤なほんとの夕焼けを見ないで　　　　　寝てしまったみたい。　　　　　 明日からは本格的なトレッキングとなるので早々に就寝した。とにかく寒くて、持参していたシュラフ・シーツを早速使用。これが大当たり。ペラペラの極薄生地なのに途端にぽかぽかなって、防寒に役立った。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　前へ　　次へ